塩浦政也
MASAYA SHIOURA
建築家
株式会社SCAPE
代表取締役
22世紀の景色
22世紀まで残り80年、我々は都市を舞台にイノベーションを起こさなければなりません。地球環境の急激な変化や情報革命によって、空間や都市と生活者との関係に大きなギャップや深刻な課題が生じ、それと同時に、新しい可能性も生まれています。
当社はすべての生活者のために、今までにない景色=SCAPEを提示し実装する21世紀型のアーキテクトスタジオです。
建築家の構想力でイノベーションを起こす
建築学はデザインで新たな社会を切り拓くための最も古く体系的な実学です。
建築家は建築学を基に様々なプロジェクトそれ自体をデザインしてきましたが、特に20世紀後半から建物のカタチをデザインするためだけの専門家になってしまいました。21世紀の今こそ、建築家の持つ構想力をイノベーターの頭脳に解放し、未来を実装する時だと考えます。
人間を中心に据えた場を生成させる
当社はなにかを作って納品したら「それで終わり」とは考えておりません。
建築を中心とした「デザイン」とは、名詞(作られたモノ)だけでなく、動詞(実践するコト)でもあるのです。そしてモノゴトの後に生まれる「場」こそが新しい景色です。
しかし「場」は作られるものではありません。
人間を中心として、それを取り巻く空間・時間・手間、これら4つの「間」の要素が絡み合って初めて生成する文脈や状況です。すぐれた「場」の生成への貢献が、我々の基本姿勢です。
場: 共有された動的な文脈あるいは意味空間、知識が共有され、創造され、活用されるリアル・バーチャルを跨いだダイナミックな時空間を指す。
知識創造社会において、知識や文化は「場」に宿り、イノベーションは「場」から生まれる。
主には、日本哲学の西田幾多郎氏や経営学者の野中郁次郎氏、紺野登氏らの実践と研究領域を指す。
塩浦政也
MASAYA SHIOURA
建築家
株式会社SCAPE
代表取締役
幼年期より黒川紀章に影響を受け建築家を目指す。
株式会社日建設計にて、東京スカイツリータウン、トヨタ自動車ヘッドクオーター等の設計を担当。その中で必ずしも「箱」を作ることだけがこれからの建築家の仕事ではないのでは、という問題意識から、デザインマネジメントや行動経済学に触れ、空間における人々の行動を活性化させることを目的とした、包括的デザインである“Activity Design”のコンセプトを開発し、2013年にNikken Activity Design labを社長直轄部署として設立。東京メトロ、三井不動産等の組織や事業のブランディング、コンセプトデザインを担当するほか、世界都市のパブリックスペースに関する研究成果を発表。
2018年に独立し、株式会社SCAPEを設立。建築家の職能領域を拡張し、未来を実装する活動を開始。
1972年 | 東京都目黒区生 |
---|---|
1991年 | 静岡県立浜松北高校卒業 |
1997年 | 早稲田大学理工学部建築学科卒業 |
1999年 | 早稲田大学大学院修了 (建設工学修士 古谷誠章研究室) |
1999年 | 株式会社日建設計入社 |
2013年 | Nikken Activity Design lab 設立 |
2018年 | 株式会社SCAPE設立 |
株式会社SCAPE/代表取締役/一級建築士
株式会社N-ARK 取締役/Chief Architecture Officer
NPO法人ミラツク理事/Chief Urban Design Officer
コマニー株式会社 /Chief Design Officer
株式会社ICMG/Chief Design Officer
株式会社REWIRED /パートナー
トリニティ株式会社/戦略パートナー
北山創造研究所/プロジェクトパートナー
一般社団法人テンポロジー未来機構/理事
元Future Center Alliance Japan/理事
桑沢デザイン研究所/特任講師
静岡文化芸術大学/非常勤講師
2025大阪万博WAKAZO/空間部門メンター
2019年内閣府「基地跡地の未来に関する懇談会」/委員